「“読んだだけ”で終わらせない。1ページ目に仕掛けた自分へのメッセージ」

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これからどう生きていくか。
今の自分には、何が必要なのか。
そして、成長していく子どもたちに、いま何を伝えていけばいいのか——。

私たちは、日々たくさんの悩みやモヤモヤを抱えて生きています。
それを解決しようと、本を読んだり、人に相談したり、ネットで調べたり。
ときにはすぐに答えが見つかることもありますが、
ずっと心の片隅に残り続ける悩みもあるものです。

そんなある日、「これは今の自分に必要な本かもしれない」と感じて手に取った一冊がありました。
「この中に、答えのヒントがある気がする」
そう思いながら本を開いたとき、私は一つの“工夫”を加えるようになりました。

それは——
読み始める前に、1ページ目に付箋を貼り、自分へのメッセージを書くこと。

「この本で、“今抱えている○○という悩み”を解決するヒントを探し出す」

たったこれだけのひと手間ですが、
自分が“なぜこの本を読もうとしているのか”を明確にすることで、
読む姿勢そのものが変わってきます。

読む目的がブレなくなり、
本の中の情報を“今の自分にとって必要なピース”として、意識的に探しながら読めるようになるのです。

本には、たくさんの知恵や経験が詰まっています。
だからこそ、「これもいいな」「あれも役立ちそう」と目移りしてしまい、
本来の目的から少しずつズレていってしまうことも。

そして読み終えたあとには、
「いい本だったな」「勉強になったな」という満足感だけが残り、
結局、「自分の悩みはどうなったんだっけ?」と問い直すと、何も変わっていなかった──なんてこともあるのではないでしょうか。

そしてまた、次の本を手に取る。
気づけば、本棚には似たようなタイトルの本がずらりと並んでいる。

これでは、時間もお金も、もったいない。

子育て、仕事、家事に追われながらも、
「どうにかして今の悩みを解決したい」と本気で思っている自分がいる。
だからこそ——
本を読む前に、たったひとつ「目的」を明確にする。
それだけで、読書は“行動”に変わり、未来を変える力になると
実感しています。


📌 ぜひ、次に本を開く前に、付箋に書いてみてください。
「自分はこの本から、“○○を解決するヒント”を探し出す」と。

こんなことで変わるの?と思うかもしれません。
でも、そのたったひと手間が、自分の思考を焦点に合わせ、
ブレずに「答え」にたどり着く力をくれるかもしれません。

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この文章が、もし今、立ち止まっているあなたの背中をそっと押せたなら、
嬉しく思います。

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